恩田陸、炸裂!
「月の裏側」(62/144)
きた
これ、恩田陸の直球
だって、宇宙人の侵略だもん
そんなストーリーを
日本の田舎の町を舞台に
ゆっくり、じっとり、みっちり書いています
あ、驚きの結末とか期待してる人には
本作品、オススメはしませんよ
ええ、これで終わりなの・・・
って感じの、放置プレイ感がたまらないのです
恩田陸です
不可思議な連続失踪事件
この謎をとくミステリ小説なのかと思いつつ
徐々に、徐々に
ただの事件ではなく
かなり「ファンタジー」的な事件の様相を見せてきます
で、このファンタジーはトリックなのか
とかいう気配も感じさせるのですが
実は、本当のファンタジー
でも、でも
実際に
宇宙人に地球人が誘拐されているかもしれない
だって
宇宙人に地球人が誘拐されていないことは証明されていないわけだから
そんな気持ちになれる楽しい読書です
やっぱ、いいな、読書
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勝てば官軍
「検察側の罪人・上」(60/144)
「検察側の罪人・下」(61/144)
映画化、ですよね
木村拓哉の爺いの演技に期待します
中盤のまさかの展開ですが
あくまでも、まだページは半分のこっています
この段階で仕掛けるからには
この先、どこで、何回、「まさか」を仕掛けるのか
楽しくなりますよね
でも、内容は「楽しくない」と思います
正義とは何か?
よくあるテーマですが
永遠のテーマでもあります
ラストの苦悩の叫び
そう
何が正しいのかは
その人の立場や、立場の「使い方」によって
ころころ変わるのが
現実なのです
本当は、変わってほしくありません
でも
それは無理なんです
勝てば官軍
所詮、人間なんて、愚かな生き物なんです
そこを踏まえた上で
正義を求めるという謙虚な姿勢が大事なのではないでしょうか
冤罪
逃げ切っての時効
どうにもならないんですよ、きっと
それが現実です
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