趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

ジェフェリー・ディーヴァー

ここまでどんでん返しが続くとはね

「ゴースト・スナイパー 上」(13/144) 「ゴースト・スナイパー 下」(14/144) ひたすらミスリード このシリーズですから いかにも「犯人」らしく書かれている人が 次々と犯人ではない(もしくは雑魚の犯罪者にすぎない)ことが明かされ また新しい「犯人」が…

物語は、この結末を待っていた!

「シャドウ・ストーカー 上」(21/144) 「シャドウ・ストーカー 下」(22/144) 前のブログと正反対のことを言っています(笑) ディーヴァーの用意した結末に 読者は、酔いしれることでしょう さすが、キング・オブ・大どんでん返し! 若手のカントリー女性歌…

安定の大どんでん返し

「バーニング・ワイヤー 上」(22/144) 「バーニング・ワイヤー 下」(23/144) 「リンカーン・ライム」シリーズ、これで9作目 最初から大どんでん返しを想定して読むと それが気になって仕方なくて 作品の世界に 遺留品捜査の現場に入り込めなくなるのが嫌なの…

王者と王者

「007 白紙委任状 上」(20/144) 「007 白紙委任状 下」(21/144) ボンドとディーヴァーが同じ「舞台」にいるなんて 信じられない…… もの凄い対決だね で、読んでみた この闘いは、壮絶に素晴らしかった 結果は「引き分け」でしょ 5日間の物語 テロをほのめか…

裏切られ、裏切られ、裏切られ……

「ロードサイド・クロス 上」(25/144) 「ロードサイド・クロス 下」(26/144) キャサリン・ダンス・シリーズ 二つ目 どんでん返しを覚悟しながら読んでるから どこがミスリードで どこに本筋があるのか 終始、疑心暗鬼 誰が犯人 誰が共犯 そして、誰が次の被…

贅沢すぎるぜ……

「ポーカー・レッスン」(145/144) ディーヴァー、久しぶりの短編です もう6年前なのか 時が経つのは早いですね あなたなら どうやって人を騙しますか? 犯罪に手を染めますか? 16連発 全てがドンデン返し 事件が解決した後に明かされる 驚愕の真実 あ、、、…

16桁

「ソウル・コレクター 上」(14/144) 「ソウル・コレクター 下」(15/144) リンカーン・ライム・シリーズ、8つ目 今回の敵はちょっと強すぎかと なんか、非現実すぎて、興醒めかなぁ…… って、読みながら、思っていたのですが 実は 現実が 既に 小説を 越えてし…

実は、もの凄い、ラブストーリー

「追撃の森」(117/144) 村上春樹の「呪縛」から 解き放ってくれる作品を・・・ と選んだのが、はい、ディーヴァーです! さすがです夜、山奥の湖近辺から不可解な緊急通報が 確認のために保安官補が向かう そこには死体が・・・ そして殺し屋に襲撃される そ…

ただ、ただ、面白い。そんな小説を読みたい人に。

「スリーピング・ドール 上」(24/144) 「スリーピング・ドール 下」(25/144) なんで、こんなに、面白いのだろうか。 毎回、思う、 ディーヴァーを読んでると。 本作品は、所謂「リンカーン・ライム シリーズ」からのスピンアウト。 『ウォッチメイカー』に登…

ここまで、書くかぁ。参ったっ!

「ウォッチメイカー・上」(30/144) 「ウォッチメイカー・下」(31/144) リンカーン・ライムの7つ目。 今回も、いつもにまして、話は急展開。 何が本当の「結末」なのか、 最後の最後まで、 本当に、 ジェフリー・ディーヴァー、 どれだけ読者を翻弄、 いや、…

ジェフリー、あなたはどれだけ読者を楽しませれば気がすむのか?

「12番目のカード・上」(54/122) 「12番目のカード・下」(55/122) で、間違いなく、 翻訳の池田真紀子にも同じ事を問いたい気持ちです。 二人に感謝。 リンカーン・ライムの物語も6作目。 加速度は増すばかりかと。 ハーレムの「冴えない」16歳の少女が狙…

文字が踊る

「魔術師・上」(12/122) 「魔術師・下」(13/122) ディーヴァー(そして、池田真紀子の翻訳)の繰り出す文章は、 なぜ、ここまで、高速で展開していくのだろうか。 次から次へと繰り出される事件は、 ただ、ただ、連発されるわけでなく、 有機的に、 実に巧…

面白い小説とは、多分、こういうこと

「石の猿・下」(24/122) ジェフリー・ディーヴァーに感謝。 そして、 翻訳の池田真紀子に感謝。 いやあ、面白い。 ネタばれになるんで、何も書けませんが、 まさか、ここに裏切りが… 主人公は(お約束で)死なないと、 頭ではわかってはいるものの、 ドキ…

冴えた小説、読みませんか

「石の猿・上」(23/122) おなじみ「リンカーン・ライム」シリーズ。 ジェフリー・ディーヴァー、冴えまくり。 頭脳明晰。 だけども、所詮、人間なんて感情の動物。 正義と欲望。 そして生きることへの切なる願いが錯綜する。 舞台はニューヨーク。 始まり…

どこに行く?その不安が驚嘆に変幻する

「死の開幕」(57/122) 読み始めの100ページでは、 いったいディーヴァーは何を書こうとしているのか、 悩み、不安になる。 ディーヴァーだから、絶対大丈夫なんだけど、 河童の川流れ、の可能性もあるわけだし… で、本作品では、 爆弾、ポルノ映画、ドキュ…

PERFECT!!

「クリスマス・プレゼント」(45/122) 凄い短編集でした。 完璧です、ジェフリー・ディーヴァー。 全16作品、凄い、凄すぎる。 一番のお気に入りは「三角関係」。 いや、これ、凄い。 もう「凄い」しか書けなくて申し訳ないけど、凄い。 本当に凄い。 ネタバ…

ジェフリー・ディーヴァー、間違いない

「獣たちの庭園」(51/108) 歴史ものでも、スパイものでも、冒険ものでも、 ジェフリー・ディーヴァー、間違いないです。 時は第二次世界大戦突入前。 場所はドイツ。 今まさにオリンピックが始まろうとしている。 そこにアメリカ人の「殺し屋」が潜入。 怒濤…