趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

トム・ロブ・スミス

現実の地獄

「偽りの楽園 上」(26/144) 「偽りの楽園 下」(27/144) 数字シリーズ、 44、57、6の作者が 息子と母のやり取りで大部分が構成される スウェーデンの田舎町の 実に「地味」な事件を描きます ある日、隠居生活に入った父から連絡が 母が「狂った」と そし…

愛という名の執念なのか。執念の根源が愛なのか。

「エージェント6・上」(156/144) 「エージェント6・下」(157/144) モスクワ、 ニューヨーク、 カブール。 赤狩り、 キューバ危機、 アフガニスタン侵攻。 ソビエト連邦、 アメリカ合衆国、 ムジャヒディン。 レオ・デミドフ三部作、完結。 最愛の妻ライー…

44→57

「グラーグ57・上」(135/122) 「グラーグ57・下」(136/122) この痛み。 この辛さ。 その先にしか、本当の「生」はないのかもしれない。 ソ連とは、本当に、 1950年代に、こんな国家なのか? そして、 こんな国家にも、家族は確かに、存在していたのか? 前…

ソ連とは、本当に、こんな国だったのか。。。

「チャイルド44・上」(133/122) 「チャイルド44・下」(134/122) 物凄く完成度の高い作品です。 連続殺人を、これほど多角的に描けるなんて、感動的ですらあります。 犯人の目線。 犯人を追い詰める人の目線。 被害者の目線。 被害者家族の目線。 国家の目線…