ボストン・テラン
「淵の王」(34/144) 文庫には「傑作ホラー長編」と書いてありますが そんな、ホラーじゃないですよ どちらかといえばファンタジーじゃないかな ちょっとダークな 中島さおり は友達を助ける際に「魔物」に出会う 堀江果歩 は自分の描く漫画の中に「魔物」を…
「その犬の歩むところ」(33/144) 犬には 人間と対等な立場でいてほしい だから「飼う」とかいう言葉は嫌だ この作品の中の犬は 素敵だ 犬の名前はギヴ 物語は犬目線ではない 陳腐な犬の感情表現もほとんど無い そう 犬の気持ちが分かるなんて傲慢すぎる 登場…
「音もなく少女は」(44/144) 重い。 とてつもなく重い。 でも、その重さを感じることも読書の醍醐味。 この重さを噛みしめ、そのあとにくる感情は、 厳しいけど、 その先にある人間の力に、 心、うたれます。激しくうたれます。 2011このミス2位。 あの「神…