趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

伊岡瞬

悪い奴の描き方

「代償」(155/144) 小説には 様々な悪い奴が登場する その悪い奴のパワーが大きいほど そいつを倒した時の「悦び」は大きくなる ま、倒せないまま、生き延びていくという話もありますが やはり、王道は「悪は滅びる」である 本作品の悪い奴も かなり悪い奴で…

久しぶりに、これ、凄い、キタって、ホント

「教室に雨は降らない」(90/144) 凄い、伊岡 久しぶりに 大きく裏切られた、凄く良い方に 感動したさ、静かに、そして猛烈に 主人公、縁あって小学校の音楽の「アルバイト教員」に そんな彼がクラスで起きる事件に なぜか首を突っ込むことになり…… 扱ってい…

癒されるとは

「145gの孤独」(79/122) 一球の投球ミスで、 生きていく意味を完全に失った元プロ野球選手が、 再生していく物語。 そんな「良くありがち」な心温まる物語に、 意外と切れ味鋭いミステリ要素を、 テンポ良く差し込んであるんで、 ちょっと要注意。 更に「…