趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

光原百合

とてつもなく、さりげなく、楽しく、切なく

「最後の願い」(14/122) 光原百合という作家は、 本当にさりげない日常風景を、 どうして、こんなにドラマチックに仕立て上げてしまえるのだろうか。 誰もが毎日通り過ぎている風景の中に潜む「事件」を、 こんなに巧みに切り出せるなんて、、、 感服です。…

美しく、そして残酷でもある

「十八の夏」(66/122) 光原百合作品、初めて読みました。 軽く薄い文字表現の中に、 美しく、気高く、時には容赦ない人間関係を描いてます。 凄く早く読めるんだけど、 読後にフッと湧いてくる、とてつもない深さ。 素敵です。 思わず「文学」というものを…