趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

北村薫

二つのタイムトリップ

「太宰治の辞書」(3/144) 奇しくも古典つながり 読書の偶然って面白いです 一つ目のタイムトリップ 主人公がいつのまにか結婚、出産ですか! あの学生が… ネット上の感想では否定的な意見も多いですが あの「スキップ」を書いた北村ならばこその 潔く、非常…

山にはパリピは居ない

「八月の六日間」(8/144) 山と女性 羨ましい関係だ 女性編集者が 30、40、50代と その時々の思いを持って山と向き合う 一人で登る 偶然出会った人の一時同行する 山で再開する 男ではちょっと違った展開になるだろう 人間関係が 濃くなったり、逆に希薄にな…

小学生の心で

「野球の国のアリス」(54/144) 北村の「あとがき」 わたしが子どもだったころ グっときます そうなんだよな 小学生のころに出会ったモノの衝撃は大切にしたいですね 僕にとっての小学校のころの衝撃は 「スーホーの白い馬」という絵本です 読むたびに号泣し…

ふわふわと本の中に入り込む

「いとま申して〜『童話』のひとびと」(142/144) 不思議な話です 北村薫の本当の父を題材とした作品とは知らぬ間に 読み始めました というか 最後まで、そのつもりで読みました だから、不思議だったのかもしれません でも、それで正解だと思ってます 物語の…

心が気持良くなる読書

「鷺と雪」(49/144) 「街の灯」 「玻璃の天」 そして、本作です。 で、今になって「街の灯」未読が発覚! これは大変。 でも、読んだ気がするのだけど・・・ さて、本作、ベッキーさんシリーズです。 昭和前半の日本にもあった超上流階級の人達が生活する世…

北村薫マジック

「玻璃の天」(11/122) なんで昭和八年? なんで超名門ご令嬢? それが北村薫の魔法なんです。 勇み足で「ベッキーさん」シリーズの第二弾から読み始めてしまいました。 でも、全く問題なし。 鮮やかなミステリでありつつ、 実は時代小説でもあり、 というか…

短編三昧でした

「北村薫のミステリー館」(2/108)短編はあまり読まないのですが これは面白そうなので、チャレンジしてみましたありとあらゆるタイプの短編攻撃に 脳みそはグルグル状態 ※はてな年間100冊読書クラブ北村薫のミステリー館 (新潮文庫)作者: 北村薫出版社/メ…

北村薫のスキップ

時の三部作の第一弾 この作品との出会いは面白かったですある土曜日(か祝日)の午前中。 たまたまテレビを見ていたら、NHKかNHK教育でドラマの再放送をやっていました。 出演は松坂慶子と酒井美紀。 多分1995(96?)年作品かと。 ドラマの中に、EAST END X…