趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

奥泉光

音色が文字に化ける

「シューマンの指」(127/144) ブログ、ちょっと空いてしまいましたが 読書のペースは維持しているわけで 暑さに文字力が少し減退しただけであって…… ピアニストの物語です 様々な音楽家や楽曲に関する 圧倒的な記述の前に 正直、打ちのめされました どうした…

貧乏且つスタイリッシュ

「桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活」(14/144) えっと あの奥泉が この軽くて超適当な作品を書くなんて…… もちろん 軽さの先にある 緻密なミステリを見つけるたびに やっぱ違うな奥泉、と実感 ダメダメ、圧倒的にダメな大学准教授・桑幸が 日々の苦しく…

次に日本が戦争をするならば

「神器〜軍艦「橿原」殺人事件・下」(12/144) 想像を遥かに超えていました。 太平洋戦争の狂気が、 ここにありました。 いや〜 理解不能。 でも、その理解不能が「戦争」なのかも。 軍艦「橿原」の最終目的は、 日本の全否定だった。 その内容は読んでいただ…

この物語のゴールは何処か!

「神器〜軍艦「橿原」殺人事件・上」(11/144) これは何の物語なのか? 五里霧中のエクスタシー! 序の口の上巻。 太平洋戦争下。 日本海軍の、とある軍艦が舞台。 秘密だらけ。 5番倉庫に何があるのか? そして、人が死ぬ。 自殺?他殺?心中? さらにタイム…