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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

いじめ、地方、家庭、コドモ、社会、学校、警察、教師、仕事、生命

「沈黙の町で」(71/144) 奥田がイジメを書いた やはり 普通の「イジメ小説」ではなかったようです 決して後味は良くはありません ま、イジメがテーマで 気持ちの良い作品なんてありませんが… 秀逸なのが 中学生の「いい加減さ」を 実に丁寧に書いているとこ…

諸君、本作を笑って読めるかい?

「噂の女」(129/144) 「すご腕の」女の生き様、を主軸に読むか 「救いようのない」地方社会の実態、を噛みしめながら読み進めるのか 高校生までパッとしなかった「女」が 地方、いや、田舎、や、ドイナカに生息する「ダメ男」を 利用して、捨てて 活用して、…

家か……家族か……

「我が家の問題」(139/144) 一人暮らし、四十五にとっては ラゴスよりも ある意味、SF度、高いかもね…… 我が家か 未知なる世界、宇宙だね、いや深海かも 一人じゃない人たちが織りなす物語は 一人で暮らす僕にとっては スターウォーズのジャバザハットの居る…

なぜに、涙、滲むのか

「純平、考え直せ」(41/144) 地味に泣いてしまいました なんだろ この気持ち 下っ端やくざ、純平の物語 一旗上げるために 鉄砲玉、要は「上司」の「人を殺せ」という指示に従う 指示を受けた途端 純平は様々な人たちと出会う さらにネット上での意味不明な出…

無理矢理は無理

「無理・下」(123/144) この前に読んだ「水神」とのギャップに ある意味、感動 人は2カテゴリーに分類されるんですね、きっと 我慢が出来る人と 我慢が無理な人に 水神の主人公は前者 無理の登場人物の大半は後者 以下、ネタバレに突入します 究極の問題解決…

夢、希望、皆無。完全に皆無。

「無理・上」(122/144) こんな暑いときに なんで こんな最悪な人間、環境、社会が描かれる作品を 僕は 読んでいるのだろう そして 読むのが止められないのだろう そう どうして この作品は面白いのだろう また奥田の魔の手に まんまと絡み獲られてしまったよ…

人柱、メタファーではなく

「オリンピックの身代金・上」(13/144) 「オリンピックの身代金・下」(14/144) この街は、 たくさんの人々の犠牲のもとにあり、 その犠牲は、 時として命そのものである。 そんな歴史を 人々は何千年と繰り返しているのであろう。 それを「悪」とは言い切れ…

家って何?

「家日和」(104/122) 無意識の段階で、 家を箱として語る人がいる。 家をそれを構成している人間関係の総称として語る人もいる。 家と家庭と家族を同義前提として語る人もいる。 それは、その人の人生や哲学によって決まるのかと思う。 それは別に問題ではな…

理想の生き方とは

「町長選挙」(59/122) きっと伊良部先生のような生き方なんです。 渡邉恒雄さんよりも。 堀江貴文さんよりも。 黒木瞳さんよりも。 伊良部先生なんです。 「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」と続くスーパードクターシリーズです。 今回は、 著名な歴史上…

負けたと思っている人の下品なSEX

「ララピポ」(132/122) いや〜。。。 朝から地下鉄の中で読んでいて、 久しぶりに「嫌な」気分になりました。 人と話せない駄目ライターが最後にたどりつくSEXとは? 風俗専門スカウトマンの純愛とは? 家を片付けられない熟女AV女優の犯罪とは? NOが言えな…

伊良部先生のようになりたい

「空中ブランコ」(47/122) やーっと読みました。 直木賞なんですよね。 心、温まり、気分、休まる。 面白いし、ドキドキするし、わくわくするし。 小説というエンタテインメント性が凝縮されてます。 短編、5つ。それぞれの悩みが登場します。サーカス ↓ …

僕には、無理です

「サウスバウンド・上」(11/122) 「サウスバウンド・下」(12/122) 奥田英朗の語り口、というかペンタッチ。 ああ、読んでいて気持ちが良い。 最後まで書ききらない、微妙な加減。 熱い思いと、冷たい視線が絡み合う。 その奥田が作り出した世界観の中で…

奥田英朗に翻弄される、嬉しい。

「真夜中のマーチ」(18/122) 奥田英朗作品。 この底抜けに明るい3人組のコンゲーム。 スカッと読める軽快でポジティブな作品です。 奥田じゃなきゃ、ここまで軽く書けないでしょ。 中途半端な軽さじゃないのが、 本作品のポイント。 いやーー、軽いのは「…

ナイス!ドクター(医者ね)

「イン・ザ・プール」(68/108) 奥田英朗の「最悪」、好きでした。 本当に最悪で最悪で、 もう最高!な作品でした。 で、これ。 これも、まー、最悪な人たちが これまた最悪なドクターのもとに集う訳ですが、ハッピーですねえ。 一応、精神科医のお話です。 …