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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

朝井リョウあさのあつこ伊坂幸太郎恩田陸白河三兎三浦しをん

「X`mas Stories」(18/144) キラ星のごとき作家たち とはいえ あさのあつこ、白河三兎は初読でした ビックリ クリスマスの短編集 伊坂は既読でした 同一素材だと 各作家の「味」が引き立ちますよね 得意技を繰り出してくるので どれが一番か… うーん 悩まし…

さてと、どう読む、これ

「雪月花黙示録」(84/144) これは 正直、難しい作品ですね どう解釈すれば良いのでしょうか? 恩田の「遊び」なのか? 僕はそう思って読んでました この遊びに付き合う なかなかですよ〜 美少年と その妹たちが 超強い!超かっこいい!超頭良い! もう、メチ…

日本の、静かで、深く、そして重い、X‐MEN

「夜の底は柔らかな幻・上」(31/144) 「夜の底は柔らかな幻・下」(32/144) 途鎖国 物語の舞台の名前からして重い 社会には イロ、簡単に言えば超能力のようなものを持った 在色者がいるという設定 途鎖はイロの本場らしい 日本の中でも 治外法権的な特殊な地…

モッタイナイお化け、異常出没

「私と踊って」(102/144) 贅沢すぎる短編集だ… 19個の世界にフェードイン ミステリ、SF、ホラー 現実世界からチョットだけずれ込んだ 歪んだ現実に 短い時間だけ没入 短編だからすぐに読めて、すぐに入り込めるけど その深さは甘く見ちゃイケナイヨ 表題作「…

夢の続きは……

「夢違」(85/144) これは難しい 難解な読書かもしれない どう読んで良いのか どこがポイントなのか あまりにも自由度が高い作品なので 正直、悩む 恩田の仕掛ける夢の世界は 深すぎて 迷子になってしまうが きっと、迷子を楽しむ余裕が必要なのかもしれない……

素敵すぎる・・・恩田ミステリ

「訪問者」(105/144) 恩田陸の 舞台的な 板の上で展開されるような ミステリ そもそも演劇大好きな僕にとっては もう、そりゃ、堪らないわけで・・・ 山奥の 湖に面した お屋敷で物語は始まります 後に、がけ崩れで、密室系になるのですがね・・・ そこに、…

ちょっとだけ先にある世界に迷い込んでみませんか

「きのうの世界・上」(35/144) 「きのうの世界・下」(36/144) 不思議な世界があるんです。 リアルと架空の間にあるんです。 ロジックのちょっとだけ先にあるんです そこを何と呼ぶのでしょうか。 そんな作品、恩田陸に書かせたら最強ですよね。 ここでは「き…

芝居、脚本、舞台、演出、女優、無限、、

「チョコレートコスモス」(140/144) 年間40本近くの舞台を見る僕にとって、 この作品は、 圧倒的な嘘であると同時に、 無限の夢であり、 読み終わったとき、 体の芯から震えてしまいました。 簡単に言えば、 舞台のオーディションの話。 様々な女優が、 とあ…

ハイスペック、だよ

「中庭の出来事」(30/122) 恩田陸の 作り上げる世界が あまりにも凄すぎて 現を抜かしていると あっという間に振り切られてしまう。 本作品、 劇中劇と、 劇中劇中劇と、 劇中劇中劇中劇(?)と、 リアルと現実とが、 入り混じるというか、なんというか。 …

僕は、好きです

「蒲公英草紙―常野物語」(21/122) 恩田陸の「常野」シリーズの二番目なのでしょうか。 このシリーズ、 ちょっと間違って、順番、無視して読み始めたんだけど、 今となっては、 順番通りじゃなくて、良かった気がします。 本作品は、田舎の少女の中心とした …

理解じゃなくて、感応

「エンド・ゲーム 常野物語」(95/122) 恩田陸の作品は ストーリーを分析したりとか 物語の謎と謎のミッシングリンクを探したりするんじゃなくて 読んだまま、っていうか 理由を求めないっていうか そういう脳じゃなくて ただただ、本を読むという作業に没頭…

先ほど、向こう側から戻ってまいりました

「ネクロポリス・上」(63/122) 「ネクロポリス・下」(64/122) 恩田陸が ゼロから作り上げた向こう側の世界で た〜っぷり楽しませていただきました。 今回の舞台は、 ハッキリいって、訳わかんな〜い。 意味不明。 マヂ、雰囲気オシって感じかも。 日本とイ…

この怖さと、僕の好きな言葉

「象と耳鳴り」(15/122) まずは、本作品から引用させていただきます。 (※文庫版・31頁より)―批判するな。 腹を立てるな。 眉をひそめるな。 見下すな。 批判は心身を緊張させ、軽蔑は感情を磨耗させる。 この言葉、デジャヴかもしれませんが、 以前、何か…

終わらない物語

「ユージニア」(128/122) これを読んで、 煮え切らない人は多々いるだろうな〜 でも、現実は、 結果とか理由とかは限りなく曖昧であり、 それらが明確に提示されている場合は、 逆に何かしらの恣意が働いているのでは、と疑うべきかと思ったりして。 過去の…

冒険かあ。。。

「上と外・下」(87/122) いろんな意味での「冒険」、してますか? 本作の主人公、少年・練、少女・千華子。 二人は肉体的も、精神的にも冒険する。 そして克服する。 そう、冒険は乗り越えるもの。 過酷なマヤの儀式。 少年達は地下宮殿を所狭しと駆け巡り…

恩田陸の魔法

「上と外・上」(86/122) 兄14歳、妹12歳。 両親の離婚。 まあ、最近では珍しくないシチュエーション。 それが、いつもまにか、 クーデターが起こり、 ヘリコプターから落ち、 ジャングルでサバイバル活動。 地下神殿に突入。 そして、そして、二人の運命は…

夢の国から、こんにちは、さようなら

「まひるの月を追いかけて」(26/122) クリスマスから年末にかけて、 何かと世間が気忙しい中、 この素敵な作品に出合えた偶然に感謝。 恩田陸の仕掛ける、 夢の世界は、優しさと同じくらいの残酷さが表裏一体で存在する。 醒めない夢は無い。 優しいだけの…

芸術という芸、生きるという術

「禁じられた楽園」(119/122) 恩田陸の ファンタジックなホラーストーリー。 舞台はいつの間にか熊野に。 聖域で繰り広げられる、 夢と現実の間に翻弄される登場人物のドラマにシンクロして、 読者も不思議な感覚に いつのまにか入り込めます。 天才芸術が…

不安になる。不安である。

「Q&A」(89/122) 恩田陸からの質問? それとも答えなのか? ミステリアスな作品です。 文章全てが質問と答え。 で、答えのみが「」付き。質問は地の文章。ここが怖い。 質問者は誰?読者は質問者に感情移入しちゃって良いの? それとも、あくまでもQ&Aを俯…

一つだけ願いが叶うなら、あの頃に戻りたい。。。

「夜のピクニック」(21/122) 高校生小説(?)の最高峰! 間違いないでしょ。 恩田陸の魂震えるペン捌き(タイピングか!)が見えてくる。 素晴らしい。 なぜ、これほどまでに事件が無いのか? それは彼らが高校生だから。 それも、どちらかといえば優等生…

輝ける光の中にある普通の力

「光の帝国〜常野物語」(3/122) 優しい物語です。 恩田陸ならではの静かで力強い文字を精一杯楽しみました。 あるいみ超能力者ストーリなんです。 北米ならば「X-MEN」になっちゃうかも。 でも、この東北のX-MENは地味で、控えめで、普通なんです。 人知れ…

恋愛、且つ幻想小説に嵌まる快感

「ライオンハート」(112/108) 恩田陸の魔の手に嵌まる心地よさ。 うーむ、読書の快感。 読み始めて思ったこと、「なんなんだ!?」 途中で考えたこと、「やるねえー」 読み終わって、「感謝」 時空を越えて、とは良く言ったもので、 時系列はバラバラ、舞台…

やっと、本当のサヨコに、出逢えました

「六番目の小夜子」(50/108)初めての出会いは六番目の小夜子 第一集 [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2001/01/17メディア: DVD購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (36件) を見る2000年でした。 で、今、やっと、本当の小夜子に出…

「ねじ」は締まるのでしょうか

「ねじの回転」(下)(34/108) 恩田陸って、恐るべし。226事件。 昭和の歴史の要。 うーむ、悲しくも儚き暴走かな。 ねじの回転=歴史のうねり? ねじは最後に締まって終わる。 歴史の最後は? 締まるの?それとも瓦解するの?誰が最後、決めるの? 恩田テイ…

恩田のタイムスリップ歴史ミステリー

「ねじの回転」(上)(33/108) 恩田陸って、こんな作品も書くんだ。。。 226事件か。 さてこれから、どうなっていくんだか。 宮部みゆきの「蒲生邸事件」も226事件ですよね。 日本人にとって 本能寺、忠臣蔵、226事件 たまらない歴史「イベント」なんですよ…

名言、見つけちゃいました。恩田陸作品で。

批判は心身を緊張させ 軽蔑は感情を摩耗させる 「象と耳鳴り」(25/108) ってことで、恩田陸のとっても素敵な短編集、全12作品。 僕は「ニューメキシコの月」が一番ドキッとして、「往復書簡」が一番ホッとしました。 それにしても恩田さんの文章の柔らかさ、…