折原一
「帝王、死すべし」(36/144) 折原だから 叙述と思って読む そこからトリックになってくる 学園もの 引きこもり? あ、いじめか…… 過去の「てるくのはる」事件 これ、本当に事件? 日記か これ誰の?いつの? まあ、普通の日記じゃないよね てか、日記の体裁…
「追悼者」(130/144) 実は久しぶりに読みました 叙述の王様・折原一 最初から全てが「罠」と疑って読まなくてはならないので 気が抜けません どれが本線でどれが伏線なのか? どこまでが騙しでどこからが(小説内)現実なのか 今回の大技はどこで決めるのか……
「放火魔」(81/122) 叙述の折原一の短編集。 俺俺詐欺 放火 連続殺人 交換殺人 リフォーム詐欺 なんか、冴えない人たちばっかり出てくる。 中途半端な奴らばっかり。 ここまでカッコ悪い人たちが勢揃いすると、物凄い。 普通、犯罪に手を染めるならば、 そ…
「黙の部屋」(123/122) 絵画の魅力を、 こういう形で教えてもらえて、 ちょっと嬉しい気持ちになりました。 石田黙という作家をめぐる物語。 この作家は、フィクション?ノンフィクション? 作品中、随所に差し込まれている絵画の数々は、何? 誰の作品? ミ…
「愛読者」(34/122) 折原一の「軽〜い」ジョークで楽しませていただきました! いやはや、こういうのもアリですね。 全て手紙(もしくはFAX、メモ)のやり取りで構成された短編連作集。 「超マニアック」で「過激」な「イッちゃってる」ファンが大活躍。 …
「倒錯の帰結」(31/122) 「首吊り島」 「監禁者」 叙述?密室?はたまたサイコホラー? この二つの物語が、最終的に帰結する先は・・・ もう、ここまでやらなくても良いんじゃないの? タイトルに「帰結」ですから、 どう落とし込むのかと思ったら、 案の定…
「被告A」(11/122) 折原一といえば、まあ「叙述トリック」なわけで、 もちろん、読みながら、 今回はどういう「仕掛け」があるのかと、 疑いながら読み進めていくわけで。。。 時間トリック? 同一人物トリック? 場所トリック? 異性トリック? 夢トリック…
「沈黙者」(29/108) はい、またまた一気読み。 お正月はズンズン読めて、素晴らしい。沈黙の理由がちょっと弱いかな・・・とは思いましたが、 毎度おなじみの「誰が誰?」の面白さは堪能。 結末は言われてみれば納得。 そーいー絡みだったのね。。。やられた…