江國香織
「すいかの匂い」(90/144) 思ったより昔の作品でした まだ二十世紀ですよ あの頃は良かったですね で、本作は11の短編で構成されています どれも とても怖い話ばかりです… といってもホラーではありません お化けや幽霊も出てきません 出てくるのは 子供が、…
「ウエハースの椅子」(85/144) この文書に 身を委ねていると 何だか 狂ってしまいそうな気持ちになってきて すごく怖くなってきました 別にストーリーが恐ろしいわけではありません なんだろう 話の切れ方というか切り替わり方というか 凄いんです 普通、人…
「ちょうちんそで」(106/144) ちょっとヤバい女の人 主人公、雛子 架空の妹と会話をしている 雛子の過去をたどっていく それだけでもドラマチックかもしれない 夫と子供を捨てた過去 駆け落ちの末、失踪した妹 でも、そんな過去を持つ女の周囲では ごくごく…