趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

窪美澄

心地よい作家と作品の距離

「よるのふくらみ」(164/144) これは分かる いいね いんらんおんなの話なのです その隣にいる兄弟の話でもあるのです 好きという気持ち、現象に対して 真摯な態度で立ち向かう感じが素晴らしい 主人公の女性の 性欲がムクムクと立ち上がってくる感じは キレ…

理解は出来るが、やっぱ、共感は出来ないです…

「アニバーサリー」(150/144) 生物として子供を産むことが出来ない男性であり 子供もいなくて ましてや、結婚すらしていない僕にとって 本作品は 理解することで、精一杯でした 重いとか、意味不明とか そういうことじゃないんです もちろん、小説として、本…

自分的に完璧な作品に出合ってしまった

「ふがいない僕は空を見た」(148/144) 他の人にはあてはまらないかもしれませんが 自分的には 今、この作品はパーフェクトでした 文庫化されてから いつも書店で気になっていた本作品 約2年の間 平積みで置かれていて タイトルのパワーに引っ張られつつ なぜ…

悲しいです

「晴天の迷いクジラ」(144/144) 今年度のノルマ達成の作品が こんなに素晴らしい作品だなんて なぜか、今まで見過ごしていた窪 これからは、必読です 死に向かう三人の物語 でも、本当に死にたいのか…… なんか死ねたらいいな〜くらいかもしれない 圧倒的に死…