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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

何の物語なのか分からないというスリル

「リカーシブル」(122/144) よくいうジェットコースター的小説の真逆 結末に向かって突き進むのではなく どこに向かっているのかが分からない それも、迷走って感じで振り回されるのではなく 自分では着実に進んでいるはずなのに 迷っていないのに 何かしっ…

こんな世界を……ありがとう、穂信

「折れた竜骨・上」(136/144) 「折れた竜骨・下」(137/144) ……ビックリ 高校じゃない…… 更に日本でも、ない というのは冗談ですが まさかの12世紀のイングランドとは!? それも魔法「実在」の世界設定 とある島、ソロン そこで領主が殺された それも魔法によ…

入部したい。いや、危険かも…(笑

「ふたりの距離の概算」(142/144) きた、古典部シリーズ あまりにも美しいミステリを展開するこのシリーズも5つめ 氷菓 愚者のエンドロール クドリャフカの順番 遠まわりする雛 そして、本作 なんと、長距離走という素晴らしい学校行事を軸に進行 走りなが…

結末って、本当にあるのだろうか?

「追想五断章」(82/144) 大好きな、米澤穂信を読む。 彼の「王道」と思われるスクール・デイズ系からは一線を画す。 そこに青春は無い。 本作品はリドルストーリーという小説形態を軸に進行する。 リドルストーリーとは、 簡単に言うと、結末を読者に全面的…

またしても、米澤クオリティ

「儚い羊たちの祝宴」(119/144) え、ゴシックホラーですか!? あらら、高校生じゃないんですか!? 米澤なのに。 でも、この5つの短編は素敵です。 昭和?大正?明治? そんな昔が薫る作品たち。 良家の子女を巡る物語は、 基本的に残酷ですが、 それ故に…

ありがとう

「遠まわりする雛」(137/122) 米澤古典部シリーズ、その四。 これでお別れなのか。。。 とも思いたくなるぜ! それにしても、 こんな気持ちにさせてくれるなんて、 ありがとう、米澤穂信。 本当にありがとう。 この二日間、ページを開いている時間は、 確か…

文化祭という魔法の時間

「クドリャフカの順番」(136/122) 米澤古典部シリーズ、その三。 もう、僕の心は高校生。 文化祭で起こるミステリー。 事件の事象自体は大したことはない。 アイウエオ順に モノが盗まれていく。 次は何部がターゲット?! 盛り上がるだけには丁度良い規模か…

盛り上がる事だけが大事なのではないのだよ

「愚者のエンドロール」(135/122) 米澤古典部シリーズ、その二。 「氷菓」は読んでいました。 「遠まわりする雛」が文庫化されたので、 ここは一気読みだろ、ってことで、高校生活に逆戻りしています。 それにしても、感情の起伏の薄さが秀逸。 表面的な文章…

新しい。うん、新しい。

「インシテミル」(117/122) 米澤穂信が書くと、 こうなるのか。。。 クローズドサークルもの。 集団密室もの。 ありえない条件設定のもとで進むミステリ。 12人の男女が「殺しあう」。 時給10万円を超える一週間の短期バイト募集が物語の発端。 さらに、その…

痛すぎる

「ボトルネック」(41/122) いや、痛い。 悲しいというより、痛い。 残酷ではなく、痛い。 米澤穂信の書いていることは、間違いなく痛みを伴う。 それも、絶妙な加減の痛み。 実に素敵なパラレルワールドものです。 主人公・リョウは、 タイムスリップじゃな…

高校生という時代

「氷菓」(126/122) これが米澤穂信のデビュー作なのですね。 静かで、めったに盛り上がらない、 リアルな高校生活ミステリー。 それは古典部からスタートしたのですね。 で、古典部って? 枕草子とか徒然草とか、毎週読んでるのかなぁ。 そんな気持ちからス…

犬と人間の差異って

「犬はどこだ」(80/122) 何なんでしょうか? 人を探すのと、 犬を探すのと、 そこに何の違いがあるのでしょうか。 米澤穂信の 研ぎ澄まされたミステリです。 主役の紺屋&準主役のハンペー。 二人の「私立」探偵が謎を突き詰める。 大した謎ではないかもしれ…

キスは、怖い

「秋期限定栗きんとん事件・上」(68/122) 「秋期限定栗きんとん事件・下」(69/122) 春が過ぎ、 夏が来て、 そして長い長い秋を迎えることになりました。 米澤穂信のキレは、 とどまることを知りません。 最後の一行。 もの凄い衝撃ですよ。 小市民シリーズ…

ボーイはガールとミーツする

「さよなら妖精」(30/122) 爽やかで残酷で輝いた青春時代を、 米澤穂信は、 良質なミステリーの池に、 さりげなくリリースしてくれる。 そこで解き放たれた青春は、 内戦のユーゴスラビアにたどり着く。 地方都市で生活する男子高校生が、 一風変わったホー…

絶妙な空気感

「春期限定いちごタルト事件」(21/122) この作品の中に漂う、 なんとも言えない緊張感。 読書の楽しさ、ここに極まれり。 本格的なミステリーでありつつ、 小鳩君と小山内さん二人の心を葛藤を、 鋭く、優しく、薄く、軽く、描く、この世界観。 ライトノベ…

実は骨太な作品です(ハート)

「夏期限定トロピカルパフェ事件」(11/122) いや、これ、もっと早く読んでいたかった。 タイトルと カバーデザインにだまされていました。 でも、この前に「いちごタルト」があるんですよね。 順番、間違えちゃいました。残念。 早速買いました。 読まなき…