趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

藤原伊織

無念、でも、人は逝くのです。

「名残り火」(126/122) 藤原伊織の最後の長編。 サラリーマン・ハードボイルド。 こんなに早く逝ってしまうなんて、 世の中って、無常というか、ひねくれているっていうか。 自分の命の残量を量りながら、 綴った作品かと思うと、 背筋がピンと伸びます。 唯…

なぜ、逝ってしまったのか!教えてくれ!

「遊戯」(94/122) なぜ、藤原伊織の遺作なのでしょうか。 で、 なぜ、遺作なんかになってしまったのでしょうか。 2007年5月17日59才って。 神様は、 大事なところだけ見逃す性格らしいよ。 「遊戯」という短編連作集は未完です。 悲しい大人の男と美しい女…

素敵な上司と最高の部下、そして友達。

「シリウスの道・上」(40/122) 「シリウスの道・下」(41/122) 25年遅れの青春小説。 広告代理店サスペンス。 普通の男のハードボイルド。 特命副部長(?)物語。 三十代後半恋愛下手男純愛ストーリー。 いやいや。 これだけのテーマを軽く、そして深く書…