趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

辻村深月

刺すね、辻村

「盲目的な恋と友情」(48/144) 女の友情に関して 辻村が 真正面から刺します これ、本当なの ねえ、女同士って、こんなもんなの? 信じちゃうよ 前半はある女性の恋愛の物語 まあ、残酷ではある ここまでは誰でも(っていうのは大げさですが)書けるでしょう…

次の辻村深月

「島はぼくらと」(141/144) 進化というよりは 拡大?拡散? 辻村が 次に描いたのは 現実を懐でしっかり受け止めた先に開けてくる とてつもなく明るく前向きな世界でした 瀬戸内海 小さな島の男女四人 高校は島には無く 毎日、フェリーで通学しなくてはならな…

渾身の一撃

「鍵のない夢を見る」(132/144) これで直木賞です 選考する方も(褒め言葉としての)ズルいですね ココから、多くの人に、辻村作品を読ませようとするなんて ちょっと、 巧み ここから入って「くじら」とかにぶつかったら 一生、離れられなくなることでしょ…

なんという、緊張感

「オーダーメイド殺人クラブ」(120/144) やっぱ、辻村深月、好きだ 本作は「中二」の男女の物語 自分を殺してと 女子が男子に依頼する 「記憶」に残る殺され方・殺し方を二人で一緒に考える 歴史的な美少女被害者 歴史的な少年A になるための作戦会議だ 学校…

残酷は、実は優しいのか?優しさは、所詮残酷でしかないのか?

「水底フェスタ」(151/144) 最高です、辻村 なぜに、ここまで面白い まさか、ここまでとは もう少し前で 物語は止まるのかと思っていた あと少し、もう少し どんどん体温が下がっていく 全ての始まりは水底だった あまりにも 素晴らしく 僕にはこれ以上書け…

辻村深月よ、ありがとう

「本日は大安なり」(80/144) 今、ウェディング業界の仕事をしているだけに 大好きな辻村深月に この業界を舞台にした物語を書いてもらえて 本当に嬉しいです いや〜この仕事を始めて良かった良かった 今までよりも 少しでも深く辻村の描く世界にシンクロ出来…

読んで良かったと素直に思える

「サクラ咲く」(68/144) 三篇収録 最初の二つは 進研ゼミ『中一・中二講座』に収録 といっても決して子供向きではありません あの頃の 中学生の頃の 恥ずかしいほどに輝いている感情の起伏が そこにある オトナ、否オジサンの僕が読むべき作品なのかも なぜ…

そこに、光があるから

「光待つ場所へ」(159/144) そこに、光があるから 否 光があることを、信じているから 人は前に、進めるのかな でも、簡単に信じることが出来ないから 生きていくのは辛いってことかな 今回も名台詞満載でした 僕の一番は 絵を描く人たちの物語「しあわせの…

スロウハイツ、空き部屋、出たかな……

「V.T.R.」(57/144) スロウハイツの住人 チヨダコーキのデビュー作 劇中劇ならぬ 作中作 辻村の「スロウハイツの神様」を読んでいなくても かなり面白いのですが やっぱ、読んで欲しいな 赤羽環の解説を感じるためには 必須です というか、もう読んでから3年…

弱者の弱い所を抉りだす、優しくね

「ツナグ」(152/144) だから好きだ、大好きだ 辻村深月 独り、サイゼリヤで、泣いてしまいました 良かった、窓際の席で でも、微妙だよね、外を見つめて、泣いているオジサン、一人・・・ さて、普通、小説では 強者の弱点を描いて共感を誘ったり 弱者の芯の…

あの頃の、こわいはなし

「ふちなしのかがみ」(130/144) 辻村 小学生を書く それも、ホラーで 短編5つ 正確には小学生の話は3つ でも、本筋は小学生だと思う あの頃の、万能な感じ それが一気にホラーに落ちていく感じ この浮遊感、ヤバい 直木賞、当然でしょ 嬉しいです 解説の北…

女の憎悪は果てしなく

「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」(94/144) 辻村深月は、本当に読むべき作家だと、 あらためて思いつつ、 本当に「背筋が凍る」作品だった。 やっぱ、女は怖いよ。 そして、理解不能だよ。 女同志のどうしていいのか分からなくなるような憎しみのキャッチボール…

小学生の尊厳

「ロードムービー」(152/144) 辻村深月。 本当に面白い。絶対に面白い。圧倒的に面白い。 簡単に泣かせてくれないところが良い。 現実社会で、 本当に泣けることなんて滅多にない。 子供も そう簡単には泣かない。 もしかしたら 大人以上に泣かないかもしれ…

本当に面白くて且つ心が抉られる

「太陽の坐る場所」(116/144) 辻村深月は本当に面白い。 あるクラス会が発端の話し。 普通の高校生が、 卒業して開いているクラス会から展開される話し。 それだけなのに、 なんで、こんなに、面白いのか。 不思議だ。 誰が来る?誰が来ない? どうして? た…

えっ、

「名前探しの放課後・下」(10/144) 凄い。 なんだ、このミステリ。 超弩級青春小説であることは間違いない。 ホントに水泳のシーンとか、 涙が出てくる。 高校生という時代をこれほどまでに鮮やかに、輝いて書かれたひにゃあ、 二の句が接げません。 で、も…

辻村の高校生と米澤の高校生の違いは?

「名前探しの放課後・上」(9/144) 辻村深月、ひさしぶりです。 で、高校生、ど真ん中。 学園ミステリ系。 いきなりのタイムスリップで高校一年生の秋から冬にかけての物語が、 静かに静かに、動き始めます。 今から三カ月もしないうちに、 クリスマスイヴに…

この作品に、今、めぐりあうという運命

「スロウハイツの神様・上」(66/122) 「スロウハイツの神様・下」(67/122) このタイミングで、 本作品を読めるなんて、 凄いと思いました。 これが一ヶ月前ならば、また違う思いだったでしょう。 この先の梅雨の季節に読んだとしても同様。 この、3月から4…

どうしよう、この感じ。

「凍りのくじら」(27/122) 2010年は、辻村深月、からです。 うん。 元旦の夜に、この作品を読んで、非常に「打たれた」わけです。 東京が一番静かなこの時間に、くじらは、凍り、沈む。 主人公、女子高校生・理帆子の心の動き、 家族、友人、学校、病院、彼…

冗長、という魅力

「子どもたちは夜と遊ぶ・上」(119/122) 「子どもたちは夜と遊ぶ・下」(120/122) 辻村深月、一気読みも中盤戦に入りました。 上下で1,000頁超え。 講談社文庫とはいえ、決して短い作品ではありません。 大学のゼミを中心とした物語。 狐塚と浅葱。そして月…

辻村深月の1,100頁

「冷たい校舎の時は止まる・上」(103/122) 「冷たい校舎の時は止まる・下」(104/122) 八人の高校生のドラマで、 ここまで、 読者を惹きつけるとは。 なんでしょう、この文章の力は。 何がここまで。 目線が違うのかなあ。 読んでいて、たまに心がヒリヒリ…

辻村深月

「ぼくのメジャースプーン」(97/122) 辻村、初読です。 ああ、 なんで今まで読んでなかったんだろ〜 小学生の男の子が、 悪と真剣に戦う物語。 この真剣さ、只者ではない。 そして、 この気持ちを文字化することが出来る辻村深月は、 当然、只者ではない、…