趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

大きな話だね

εに誓って」(38/122)
 
 
Gシリーズ、四つ目。
バスジャック。
上手いね、森博嗣。筆力、全開って感じです。
 
真賀田四季の存在がグッと大きくなってきたのが本作なのでは。
四季の狙いも気になるところですが、
今回の仕掛け、なかなか良いですよ。
 
最近、森作品を読むときって、
トリックとか、結末とか、種明かしとかよりも、
そこに至るまでに、
普通のところに心巻き取られてしまうわけで。
本作でも、
バスの乗客のささやき(つぶやき?)に、
真のミステリがあるような錯覚に陥り、
その錯覚こそが森ワールドであり。
 
でも、このバスの技は、
かなり強引だけど、
真賀田四季がいるってことで、
なんか許されるのかな。
キャラクターの力、感じます。
 
で、この話は、どこまで発展するのでしょうか?
僕の衰えた想像力では、
もう、無理です。
だから、
超楽しみです。
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε (講談社文庫)

εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε (講談社文庫)

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