趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

怒ろう、マコトと一緒に

「非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク8」(4/144)
  
 
IWGP、ついに8。
12年目。
本作品、僕にとっては、今までの中で、
一番、怒りを感じました。
この日本という国を、
池袋は、きっと、憂いています、とてつもなく。
 
4つの短編。
1、シングルマザー。
2、ゴミ拾いエリート。
3、元警官。
4、日雇い人材派遣。
 
中でも、1と4の熱さに、
正直、読んでいて、自分が嫌になりました。
なんか、温い生き方で、適当に人生をこなし、無事に死んでいく。
それで良いのかと。
  
シングルマザーの痛み。
池袋というステージで語られるとリアルです。
日雇い派遣の人の悩み。
今、はじめて、池袋というフィルターを通して実感しました。
この、適当に豊かで、とてつもなく貧しい日本。
その実態にマコトは戸惑いながらも立ち向かいます。
 
で、僕は何が出来るのか?
この作品を読んで、考えなくちゃと。 
 
で、あいも変わらず、叫びたいです。
マコト、サイコー。
ブクロ、サイコー。
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

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