趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

行為としての、仕事としての、スポーツという事象

「エデン」(42/144) 
 
 
あの「サクリファイス」から
三年の月日が経ちました
 
で、舞台は、最高、最強のツール・ド・フランス
もうたまりません!!!!
 
プロ・スポーツの本質を
本当に描いている作品です
アマチュア・スポーツの存在意義もあります
アマ、プロ、どっちが偉いかなんて下らない議論は不要です
そんな二元化が出来ない尊さが
スポーツを、実に素敵なものにしているのかと思います
 
主人公・誓のチームに衝撃が
スポンサーが今期限りで撤退!? 
そこに彗星のごとく現れた、フランスの星・ニコラ 
撤退決定のチームのエースはミッコ
 
今を最も大切にすべきなのか?
未来を鑑みて行動すべきなのか?
プロフェッショナルだからこその苦悩
その苦しみが
その葛藤が
本作品にはギッシリ詰まっています
 
帯に書いていあります
 
 野心と裏切りと迷いと夢
 
それがスポーツ
綺麗事だけで片付けられないスポーツ
 
自転車競技わ全く知らない人でも興奮間違いなし
素敵な作品です
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

エデン (新潮文庫)

エデン (新潮文庫)

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