趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

食べ、たい

「ダイナー」(55/144) 
 
 
あのメルカトルから個人的には4年
また読んじゃいました……
 
この圧倒的な残酷さ
人がどうしてこんなことを考えられるのか?
この圧倒的なイマジネーション(というかイマジネーションであって欲しい……)
この恐怖から逃げたいがために
ページをめくる矛盾
止まらない
 
そこに今回は
最上級の食事が絡んでくる
そのは「殺し屋」専用のダイナー
尋常じゃない方向で殺す方々のみが集うダイナー
 
非道の限りを尽くした男、女がやってくる
狂ってる……
その狂気の中で出される食事の描写が美味しすぎる
この世に、こんなに美味しいものが存在するのか……
と唖然となるくらいに
美味しく書かれている
 
人の命なんてゴミ、屑以下と切り捨てる先にある至高の「食」
あまりにも残酷すぎて
でも、あまりにも人として正しすぎて
読書しながら、頭は高速回転、興奮状態、ヤバいぜよ
 
心臓の弱い人にはオススメしませんが
読んでみる価値あり
この平山ワールド、ちょっと体験してみませんか?
  
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

ダイナー (ポプラ文庫)

ダイナー (ポプラ文庫)

はてな年間100冊読書クラブ
(20111021-20121120.166/144)
(20101021-20101120.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)