趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

分かっちゃいるけど、巧いね〜〜〜っ

「時のみぞ知る・上」(94/144)  
「時のみぞ知る・下」(95/144)  
 
 
前にも書いたけど
面白いんだよね〜
20世紀前半の英国が舞台
本作品は「クリフトン年代記第1部」と銘打たれているように
シリーズの導入部分です
 
主人公ハリー・クリフトン君は
もちろん貧しい家の出です
出生の秘密もあります
そして友人には大富豪です
そしてそして
その友人の美人の妹と恋に落ちるのですが……
 
いやね
またかよ!!と思う設定なんですが
なんでしょうか、この安心感
そして適度のドキドキ
ほぼ予定通りなんだけど
たまに「裏切って」くれるアーチャー節
巧いね
それに尽きる
 
良い人は報われる
悪い人には必ず悪い結果が待っている
主人公は必ず壁を乗り越える
そんな陳腐な展開なのに
だけど、だけど
なぜ惹かれてしまうのか
 
きっと、いつも、どこかに
良い人にも、悪い人にも
人間の「弱さ」という本質が挿入されているから、かもしれない
それも適度に
 
ま、嫌いな人もいると思います
でも、やっぱ、アーチャー、シンプルで好きかな
 
で、第1部の終わり方
ええっ!
さすがです、アーチャー
これじゃ
第2部、読まないわけいかないじゃないですか〜〜〜〜
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

時のみぞ知る〈上〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)

時のみぞ知る〈上〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)

時のみぞ知る〈下〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)

時のみぞ知る〈下〉―クリフトン年代記〈第1部〉 (新潮文庫)

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