趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

タイトル、パーフェクトでしょ

「共喰い」(113/144)  
 
 
共喰い、いいね
この作品の言いたいことが
ギュッと詰まっている
真芯に当たってる
 
あの、有名な、芥川賞作品です
暴力とセックス
確かに芥川賞のメインストリームですが
なんでしょうか
この父と息子の関係値に
結果としては悲惨の極みであるのですが
なぜか、羨ましい
 
何も考えないで
読める作品です
実は「流し読み」してみるのがいいのかもしれません
でも、軽く読んでも
妙に耳触りの悪い言葉が
読者の身体の中のどこかに
どこかわかりませんか、どこかに
残ると思います
 
一緒に収録されている「第三紀層の魚」もイカしてますよ
この「共喰い」、思ったより、絶対に面白いから
読んでみて
  
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

共喰い (集英社文庫)

共喰い (集英社文庫)

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