七つ目、ここまで来たか

「夏天の虹」(28/144)　
　
　
さあ、振り返りましょう
　
八朔の雪
花散らしの雨
想い雲
今朝の春
小夜しぐれ
心星ひとつ
　
で、ですよ
今年7月から読み始めた本シリーズ
ここまでくると
料理という行為は、はっきり言って、二の次です
たまたま
澪は料理が好きで上手なだけなんですよ
ついに、ここまでたどり着きました
パトリシア・コーンウェルがオーバーラップします
たまたま検屍してるだけのスカーペッタと
料理を作っているだけの澪
　
究極の選択をしてしまった
そして、そして　
あの主要メンバーが
遂に
遂に
死に始めました……
　
続きは来年かな
澪の喜びは
はたして何処にあるのだろうか
高田の提示する
細やかな幸せ
待つとしますかね
　
　
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」

夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所　（時代小説文庫）)

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