これは、ファンタジーなんだ
「ソロモンの偽証4」(8/144)
これは
宮部がしかけた
ファンタジーなんだ
中学生が裁判を実施するというファンタジーなんだ
魔法はいらない
ロボットとも必要ない
そこには
論理と言葉のみ
そんなファンタジー
このファンタジーのラスボスは
最初に死んだ中学二年生、柏木卓也
彼の死の真実を明らかにすべく
コドモ法廷が開かれるわけだが
そんなこと、ある訳ない
ある意味、ハリー・ポッターより荒唐無稽かも
でも、読んでいて全く違和感がない
ハリー・ポッターと同じ
いや、真逆か?
とにかく、圧倒的なリアリティが
根のファンタジーを覆い隠す
でも
たまに見える、というか宮部が「見せる」幻想が
心を突き刺す……
あと、1000頁
何が待っているのか?
まだ、分からない
ああ、楽しい
だから、読書はやめられない
※はてな年間100冊読書クラブ
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