趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

夢の続きは……

「ソロモンの偽証5」(9/144) 

 

 

裁判が始まった

この550頁

夢を見せつけられている気がした

今まで見たことのない

リアルだけど

振り向けば、そこに得体のしれないリアルが存在しそうな

夢、だよ、これは

 

中学生のバトルに

オトナが巻き込まれていく様を

パロディと捉えるのか

ピュアな事実と見抜くのか

宮部は揺さぶりをかける

 

そんな斜めな読み方をしなくても

日本で実現可能な設定を無理やりひねり出した上で

まあ、それは、宮部の筆力のみが

作り出すことの出来る

奇跡なんだけど……

北米スタイルのリーガルスリラーとして受け止めれば

手に汗を握ること間違いない

 

こんな作品

読んだことない

柏木の死の真相を追うだけのストーリーが

何を最後に語るのか

事実とは何か

自分にとっての事実と他人にとっての事実

どっちが本当なのか

そもそも、人が死ぬという事以外に

事実は存在しないのでは

否、死さえ主観的なものでしかないのかもしれない

 

この夢

あと600頁弱で、終わってしまう

辛いぜ

   

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから


はてな年間100冊読書クラブ
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144) 
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)