新年早々に「最後」に至る
「最後のトリック」(30/144)
さて、2015年、一発目は
一人、部屋で読了
うならせていただきました、賀正
「読者全員が犯人」
という帯での宣言
読む前に自らネタバレ前提という作品
読む方も
それもミステリを読み込んでいる人ならば
それはそれは色々なことを考えながら読み始めますよね
僕も、まあ、普通よりはミステリを読んでいる方だと思うので
さて、どう「攻めて」くるのか
期待は高まる
そして
結末
これは「最後」だね
この手があったのか
という思いと
この手をこうやって描き出す「ずるく」巧みな筆力に
完敗です
解説で島田荘司が言及しているように「無駄が無い」
作中で超能力というものについて
教授と語り合うシーンとか
実に効いています
うまい
いや、うまい
今年も良い読書が出来そうです
※はてな年間100冊読書クラブ
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)