趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

北村薫のスキップ

時の三部作の第一弾
この作品との出会いは面白かったです

ある土曜日(か祝日)の午前中。
たまたまテレビを見ていたら、NHKNHK教育でドラマの再放送をやっていました。
出演は松坂慶子酒井美紀
多分1995(96?)年作品かと。
ドラマの中に、EAST END X YURIが使われていたのを鮮明に覚えています。

で、完全にひきこまれて、最後までじっくり鑑賞。
なんて素敵な話なんだろうか?
ドラマでこんなに感動したのは「岸辺のアルバム」「101回目のプロポーズ」以来でした。

で、その後で、これが原作のある話と知ったのでした。
知ってすぐに、もちろん、読みました。
さらにハマりましたね。

時間を超える切なさ、というか。
年をとる事の意味を見せつけられました。
時間って怖いですね。
誰にも止められない。
でも、完全に平等なんですよね、誰に対しても。
潔い。

この本以来、北村ファンになりました。
でも、一番好きなのはスキップです。
生涯のベスト10からはこの先もランクダウンすることはないでしょう。

スキップ (新潮文庫)

スキップ (新潮文庫)