趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

悪徳警官の素晴らしさ、かなあ。結局いい奴じゃん。

ポール・リンゼイ「鉄槌」



悪徳警官モノ、っていう事で読み始めました。
予想はずれだけど、大満足な一冊かも。

悪徳じゃないんだよねえ。
いい奴なんだよねえ。


一見、悪人だけど、本当は良い人。
この設定、古今東西、絶対に人気キャラでしょ。

みんなからは悪人だと思われてるけど、
ちょっと頭の斬れてる人からは理解されている。
たまりません。

この作品、途中で「あれ、こんなにあっけないの?まだページ、残りまくりじゃない」
とフェイントをかけた後の展開に、ズズっと引き込まれます。
もう、リンゼイ操られてる感じ。

彼の作品、「覇者」も良いですよ。

鉄縋 (講談社文庫)

鉄縋 (講談社文庫)

覇者〈上〉 (講談社文庫)

覇者〈上〉 (講談社文庫)

覇者〈下〉 (講談社文庫)

覇者〈下〉 (講談社文庫)