趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

Xmas当日の三冊目は「巧み」な伊坂幸太郎

ラッシュライフ」(24/108)


おおー、巧み。
時間と人間関係がザクザクと交錯する群像劇。

5つ(4+1って感じだけど)のストーリーが
時間差攻撃でやってくる快感。
あー、本読んでて幸せ、と思える作品です。
やるじゃん、伊坂幸太郎

泥棒
失業者
女実業家
迷える若者

この中の「泥棒」が効いてると思います。
泥棒だから許せちゃう、緩さ。
読んでいて心地よい。

伊坂作品は↓しか読んだことないです。

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)



これ、読んでくうちに度肝抜かれました。
本作は、読めば読むほど、終わるのが惜しいんだけど、
早く、早く、全てが終結してほしい欲求に駆られる、ナイスな作品でした。

はてな年間100冊読書クラブ

ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)



さて、これからもう1冊、ちょっと薄めの作品にでもとりかかりましょうか。
3連休で4冊、なかなか贅沢!と強がってみたりして。