趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

歌舞伎町、行かなくちゃ

「北の狩人(上)」(30/108)
「北の狩人(下)」(31/108)



大沢在昌「狩人」シリーズです。
先に「砂」を読んでからの「北」です。

で、砂と比べると、若い感じ。弾けてます。
主人公の雪人も、キーパーソンの佐江も若い。
若い気持ちが歌舞伎町の暗闇を走り抜けます。
命も権力も金も、活き活きしてます。
血の色も「真っ赤」な感じがします。


個人的には
老練な「砂」の方が好きかな。
出来れば「北」から読みたかったな。


それにしても、あの頃の歌舞伎町が。。。ああ、懐かしい。
今の歌舞伎町は、妙な整理整頓加減が気持ち悪い。
プランクトンはプランクトンなりに浮遊できる街に、もう一度。



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