乙一、どうでしょうか?
「死にぞこないの青」(43/108)
乙一さんですね。
短いんで、すぐ読んでしまいました。
軽ーーいんだけど、重い。
すーーぐ読めるんだけど、ページの隅々からパシッパシッっと攻撃されてる感じ。
早ーーく読んでしまわないと、苦しいんです。
イジメ、差別、学校内のバイオレンス、人間の醜い心。
ここまでサラーっと書かれてしまうとねえ。
これを否定的に捉える人もいることでしょう。
でも、このサラサラ感覚が乙一の真骨頂。そして、筆力でしょう。
皆さん、どう思いますか?
で、最後のフォローが乙一さんのお人柄なんでしょうか。
ま、この救いこそが本当の狙いなのか。
それとも、更なる暗闇への扉にすぎないのか。
※はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
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