薄幸な女を書かせたら
「柔らかな頬・上」(44/108)
桐野夏生、冴えてます。
不幸じゃない。薄幸なんです。
ゼロじゃない。薄い・・・ちょっとだけある幸せが。
あー、悲しみが透けて見える。
カスミが無理すればするほど、幸せが薄くなる。
ペラペラに。
でも、
これ、女性が読むと、また受け取り方が違うのかなあ。
男の立場から、勝手に決めつけてるだけかも。
失踪、不倫、家族崩壊。
この物語の辿りつく先は何処?
※はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
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- 作者: 桐野夏生
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