趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

御手洗潔、変人の癖にスマートなんだから。

「セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴」(48/108)


文庫で250頁ほどなので、
軽く読んじゃいました。


内容も軽いんですが、
島田荘司ならではの軽さといった感じでしょうか。
軽薄ではありません。
スマートですね、スマート。


導入部分の軽妙かつ豊穣な会話から、
わけのわからないオバサンの一気呵成のトークに繋がり、
いつのまにやら事件にまきこまれる。
読者を「小馬鹿」にした、このスマートさ、心地よいですね。
やられた。


美紀という女の子の描写もかわいいし、
竹越の様も愉快だし、
休日の午後にはピッタリでした。


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