趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

読書黄金週間1作目は、重く、深く、省みる

「ラスト・コヨーテ上」(69/108)
「ラスト・コヨーテ下」(70/108)



約1ヶ月ぶりのボッシュ刑事。
今回は更に重い。
立ち向かう事件は、自分の母親殺し。。。

ハードボイルドとして読めば、
ボッシュの孤独な疾走感は
切なく、苦く、切れ味鋭く、大満足。

ミステリーとして読めば、
あ、ここかぁ、ポイントは
と思わせる細かい仕掛けに、大満足。

そして、そして、
人間の過去を巡るドラマとして読めば、
深い味わいあり、大満足。
自分の過去を自分で白日のもとにさらす過程には、
自暴自棄な雰囲気もある。
でも、どーしても、しなきゃならない、
追いつめられた男の深い誇り。


さてと、次のボッシュは、、、どこに行くのか?
マイクル・コナリー、よろしくお願いします。




今年の読書黄金週間は何冊いけるかな?
ひたすら家にひきこもりです。





はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676

ラスト・コヨーテ〈上〉 (扶桑社ミステリー)

ラスト・コヨーテ〈上〉 (扶桑社ミステリー)

ラスト・コヨーテ〈下〉 (扶桑社ミステリー)

ラスト・コヨーテ〈下〉 (扶桑社ミステリー)