趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

軽妙さに隠された、人間性のどん底

「百番目の男」(74/108)




もの凄いサイコホラーなんですよ、これ。
でも、主人公が、異常なまでに軽妙なんです。


ところが、この軽妙な主人公にも
深い傷跡がありまして・・・
そのギャップが人間という生き物の不可解さを浮き彫りにする感じ。
正直、痛いですけど、感銘です。


もちろん、トリックというか謎解きというか、
このポイントも白眉!
ジャック・カーリイ、いけてます。



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※妄想キャスティング
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百番目の男 (文春文庫)

百番目の男 (文春文庫)