趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

バブル、地上げ、嘘つき

「生誕祭・上」(91/108)




おいおい、主人公、タメですよ。
馳星周の暗黒小説。
時は80年代後半。
六本木・黒服から這い上がる青年・堤くん。
ボーナス500万円だって。素敵ですねえ(笑)。
そのころ僕は、、、浪人生かと。


で、悪女というか、なんというか。
本当の主人公?麻美さん。
金の為なら、計算づくで、何でもする。
計算する姿、美しくもあり。凄く痛くて、悲しくて。
でもどこかで羨ましいと思っている自分がいたりして。


下巻で破滅へのスピードは確実に加速する。
この疾走する活字の向こうに、
小さな夢でも見ましょうかねえ。




はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676

生誕祭〈上〉 (文春文庫)

生誕祭〈上〉 (文春文庫)