バブル、地上げ、嘘つき
「生誕祭・上」(91/108)
おいおい、主人公、タメですよ。
馳星周の暗黒小説。
時は80年代後半。
六本木・黒服から這い上がる青年・堤くん。
ボーナス500万円だって。素敵ですねえ(笑)。
そのころ僕は、、、浪人生かと。
で、悪女というか、なんというか。
本当の主人公?麻美さん。
金の為なら、計算づくで、何でもする。
計算する姿、美しくもあり。凄く痛くて、悲しくて。
でもどこかで羨ましいと思っている自分がいたりして。
下巻で破滅へのスピードは確実に加速する。
この疾走する活字の向こうに、
小さな夢でも見ましょうかねえ。
※はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
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- 作者: 馳星周
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04
- メディア: 文庫
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