生きる事に対する虚無観。そして皮肉な現実。
「タイタンの妖女」(98/108)
1959年作品です。
カート・ヴォネガット・ジュニア著。
久しぶりにSF読みました。
で、これですよ。
人間が作り出した、哲学、また宗教を笑い飛ばす。
なんてニヒルでコミカルで、そして絶望的なお話しなんでしょうか!!
爆笑問題の太田光氏が絶賛の本作品。
爆笑に値するんだけど、爆笑する自分に責任持てないかも。
かなりのニヒリストだけに許された至高の作品?
ま、人は生きていくことが許されているだけで幸福なのかもしれません。
勿論、生を受けた瞬間から、
1秒1秒、
確実に、
死に向かってるんですけどね。
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- 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
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