ミステリの読み方として
「十角館の殺人」(112/108)
やっと読みました。
綾辻行人のデビュー作。
1987年発表作品。
バブル全盛期か。
そんな時代に本格ミステリーが湧き出た時代背景に乾杯。
携帯電話が登場して、
ミステリーはつまらなくなったかも。
それは、
東西ベルリンの壁が崩壊して、
スパイ小説がつまらなくなったのと同義だったりして。
ミステリの読み方、色々とありますが、
僕は、敢えて犯人探しをしないタイプです。
ただ、読み進んでいくうちに、
なんとなくわかってきた場合は素直に受け入れます。
本作、ミステリ慣れしてる人ならば、
途中から犯人はわかるはず。はい、わかります。
で、結果的にその人が犯人なんだけど、
が、しかし。が、しかし。
その理由、動機、策略は全くの予想外なんです。
やられた。。。
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