東野圭吾、ですね
「殺人の門」(114/108)
いやー、また東野圭吾ですよ。
もう完敗です。
読み始めた頃の予想を完全に覆され、そして、このラスト。
そんな、殺人、ありなの。。。。。。。。
最初は、どんどん人を殺してしまう主人公の物語かと思い、
いつ殺人癖が始まるのかな、、、とドキドキしながら。
でもでも、東野はそんな安易な僕の読書を踏みにじっていくわけです。
それにしても、倉持ってひどい奴だね。
こんな奴が周りに本当にいたら、もう最悪でしょ。
見たくない、会いたくない、同じ空気を吸いたくない。
でも吸い寄せられる、人間の弱さ、儚さ。
うー、辛いよぉ。
あー、読んでらんないよぉ。
もう、誰か、どうにかしてよぉ。
そんな切ない気持ちを、東野は、書いてるわけです。
筆の力、ですね。
※はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/06
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (143件) を見る