趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

東野圭吾、ですね

「殺人の門」(114/108)



いやー、また東野圭吾ですよ。
もう完敗です。
読み始めた頃の予想を完全に覆され、そして、このラスト。



そんな、殺人、ありなの。。。。。。。。



最初は、どんどん人を殺してしまう主人公の物語かと思い、
いつ殺人癖が始まるのかな、、、とドキドキしながら。
でもでも、東野はそんな安易な僕の読書を踏みにじっていくわけです。


それにしても、倉持ってひどい奴だね。
こんな奴が周りに本当にいたら、もう最悪でしょ。
見たくない、会いたくない、同じ空気を吸いたくない。
でも吸い寄せられる、人間の弱さ、儚さ。
うー、辛いよぉ。
あー、読んでらんないよぉ。
もう、誰か、どうにかしてよぉ。
そんな切ない気持ちを、東野は、書いてるわけです。
筆の力、ですね。






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殺人の門 (角川文庫)

殺人の門 (角川文庫)