趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

贖罪、って可能なんでしょうか?

繋がれた明日」(4/122)



簡単に内容を説明すれば
人を殺した人間が、刑務所から出て、
どういう人生を送るのか、を叙述してるだけなんです。


が、しかし、真保裕一が作品に仕上げると、さすがです。
リアルを明確に提示しつつ、
読んで感動、感銘できる小説になります。



で、簡単なテーマ。
殺人者を許せるか。
被害者は?許せないですよね。
加害者の親族は?許せないですよね。
でも、なぜ、日本の法律は、服役後、釈放してしまうのか?
この作品を読んで、考えること、決して無駄じゃないです。
本当に。






はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676

繋がれた明日 (朝日文庫)

繋がれた明日 (朝日文庫)