加速する、この小説の興奮。
「ナイトフォール・下」(20/122)
そして、911へ。。。
ここに至るデミルの思いを、噛みしめて読了。
たまたま飛行機内で読み終わった、というシチュエーションもあって、
かなり感慨深い読書となりました。
正義とは、何?
更に言えば、
正義は、いつも最善の選択なの?
この「善悪」の判別が非常に困難になった現在。
世界は「基準」を求めているんですね。
兎にも角にも、
コーリーの冴えた頑張りには、手に汗を握りました。
頁の中に溢れかえるスピード感。
本当に秀逸。
※はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676
- 作者: N.デミル,白石朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/09/16
- メディア: 文庫
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