陳腐な言葉だけど、時空を、越えたね
「風の影・下」(26/122)
これは、文句なしに感動的。
ダニエル少年、否、青年の恋は、夢は、希望は、、、、!!!
見事、時空を越え、偏見を覆し、
バルセロナの街に結実したね。
ネタバレになるので、あまり書けませんが、
二つの切なく、儚い、パラレルワールド的なラブストーリーが、
華麗にクロスする瞬間、
物語は劇的な結末を迎えるのです。
ミステリーとしても秀逸、本格的。
細かく隠された伏線に、「ニヤリ」多発です。
解説にもありましたが、
登場人物が、ただの脇役までもが、見事にバルセロナで踊っている。
本当に、見える、バルセロナが。
ちょっと翻訳もの、苦手に人に、これはオススメ。
ちょっと厚いですが、是非、チャレンジを。
※はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676
- 作者: カルロス・ルイスサフォン,Carlos Ruiz Zaf´on,木村裕美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (108件) を見る