「不安」から一転、至高の結末へ
「ネジ式ザゼツキー」(27/122)
やっぱ、島田荘司は違うわ。。。
何、これ。
読み始めの「これ、どこいっちゃうの??」と思わずにいられない
あざとく仕掛けられた「誘導」から始まり、
途中、全く「ワケのわからない」物語が差し込まれ、
更に激しく読者を「不安」に陥れながら、
この「ハッピーエンド(?)」でしょ。
凄い、の一言。
なぜ、こんなストーリーが生まれるのか?
もう信じられない。
作家のクリエイティブを見せつけられました。
頭の良い文章です。
でも、ただ、頭が良いだけではない。
そう、「頭でっかち」ではありません。
あえて言えば「目から鼻に抜ける」感じ。
とりあえず、読んで。
600頁越えだけど、読む速度、途中から急加速、約束します。
※はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676
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