趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

出だし30頁の素晴らしさ!!!

「あかんべえ・上」(36/122)



誰かからこんなジョークを聞いたことがある。

 小説家には二つのタイプがある。
 宮部みゆきと、宮部みゆきじゃない人達、の二つのタイプが。


うーむ、納得。
お馴染み江戸モノ、それも長編です。
導入部分の素晴らしいこと、素晴らしいこと。
本を読んでいる自分を忘れてしまいました。
なんか、自分の半径5メートルは、完全に江戸オーラにつつまれてました。
そうです、僕は江戸にいるんです。
この本と向き合ってる時は。



主人公の「おりん」ちゃんは幽霊とコンタクトが出来る12歳の女の子。
さあ、彼女の小さな小さな冒険が、
深川近辺を舞台に繰り広げられるのです。
もう、楽しくって、楽しくって、読み終わるのがもったいない。
本当に、ずっと読んでいたい。
でも、あと下巻だけしか残っていないんです、、、残念。


あと、料理屋が舞台ということもあり、
食べ物の描写が秀逸。
とにかく、お腹が鳴ってしまうのです。


さてと、後半戦。
大事に大事に、読みましょう。



はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676

あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)

あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)