趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

美しく、そして残酷でもある

「十八の夏」(66/122)



光原百合作品、初めて読みました。
軽く薄い文字表現の中に、
美しく、気高く、時には容赦ない人間関係を描いてます。
凄く早く読めるんだけど、
読後にフッと湧いてくる、とてつもない深さ。
素敵です。
思わず「文学」というものを感じました。



短編集です。
4作品です。
恋愛、愛情、憎悪、羨望・・・
親子、兄弟、友達、恋人、家族・・・
ご近所、会社、学校・・・
人と人が出会う時に、物語りが産まれるんですね。
嬉しくもあり、悲しくもあり、楽しくもあり。
全てが輝いています。


恋愛小説、ちょっと苦手かな・・・という人、絶対オススメです!




はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676

十八の夏 (双葉文庫)

十八の夏 (双葉文庫)