趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

もう、無理

ハルビン・カフェ」(98/122)




いやぁー。
久しぶりに読むのに時間かかりました。
だって、厚くて、深くて、重くて…



打海文三って、何を考え、思って、目指しているんでしょうか。
凄すぎて、理解、不可能。
ただただ、彼の綴る文字の流れに乗っているだけ。
はっきり言って、思考停止状態。




日本海に面したクリミナルシティで、
警察、国家、マフィア、難民、犯罪者、外国人の皆様が、
無法に、奔放に、生きている様を、
鮮明に見せつけられても、
意味不明な「平和」に生かされてる自分には、
正直、咀嚼できません。


が、しかし、
そんな自分は、嫌いじゃないです。



犯罪小説が好きな人ならば、
読まなくてはならない傑作でしょう。
読後に感じる、寂寥、否、解放感、素晴らしい。


読みましょう、一流の文章を。






はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)

ハルビン・カフェ (角川文庫)

ハルビン・カフェ (角川文庫)