趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

この小説の中に、僕は居る

太陽の塔」(112/122)



なんというドライブ感!!!
駆け抜ける。
あの頃の自分が。
若かりし頃の自分が。
頁から飛び出して、目の前で踊り狂う。
この疾走感。



大学生、という時代に起こった事件は、
実は小学生の時に起こった事件より、
より空想的で、より儚くて。




本作品は、
日本ファンタジーノベル大賞受賞作ですが、
とってもリアルで、とっても身近な作品です。
二十歳で読むか。
中三で読むか。
四十で読むか。
それぞれの実感をこめられる非常に素敵な作品です。
小説好きにはたまりません。


でも、これ、
女性が読んだら、どういう感想を持つのだろうか…
興味津津。
誰か、女子、コメント、待ってます。




はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔 (新潮文庫)