悲劇を読む。
「オセロー」(129/122)
実は、知人が舞台「オセロー」に出てまして。
http://www.saf.or.jp/p_calendar/geijyutu/2007/p1004.html
次の月曜日に見に行くわけで、
予習の意味もこめて、今、シェイクスピアです。
四大悲劇。「ハムレット」「オセロー」「リア王」「マクベス」。
今まで舞台で見たのは全部、亜流なんです。
・ハムレット→ハゲレット
・マクベス→メタル・マクベス
初めてリアル四大悲劇を見に行くんです。
で、悲しみと狂気は紙一重。
悲劇の裏側に喜劇あり。
400年前から、一緒なんだと。
人間たるもの、そうそう進歩出来ないんですよね。
ちょっと、安心しました。
人の純粋な心は、
一歩、間違えば、
嘲笑の対象になる。
その危うい感情が、人間たる由縁なのかも。
オセローの愚かな姿を、
笑いますか?
同情しますか?
ただ、傍観しますか?
※はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
- 作者: シェイクスピア,福田恒存
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