趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

作家デビュー

アストロノト!」(18/122)


面白くて、ちょっと(いや、かなり・・・)おかしくて、素敵な友人が、
遂に作家として、処女作を脱稿しました!
や、めでたい。
あな、嬉しい。
で、羨ましい。。。
これが本作品です。
所謂、ライトノベルです。
実は、ライトノベル、これが初読です。
でも、ハッキリ言って、ライトノベルの定義、知りません。



未来の地球の話。
宇宙に飛び立つ若者達が主人公。
なぜ、人は、宇宙を目指すのか?
人にとって、成長とは何なのか?
自分のゴールは何処にあるのか?
軽いけど、本質は的確に突いてます。秀逸。
そして、淡い恋愛も描いてるところあたり。
赤松先生、巧みです。
ヒューヒュー!


ところどころに魔法とか出てくるのがライトなのかも、とか思いつつ。
魔法って、人の心の奥底に必ず潜んでいる要素ですよね。
未知なるモノへの憧憬。
人の根源に係る要素を「ライト」と言うのは軽卒かと。


最初にカラーイラストがあり、
本文中にも、随所にイラストが挿入されているのは、
奇妙であり、且つ新鮮であり。
また、本文中も、
通常の小説以上に、情景描写が多発され、意図的にヴィジュアル化されているのも、
最初は、正直、違和感を感じました。
が、それはそれで、表現方法の一種ですから。
文字の力は普遍でしょ。


この友人の偉業に触発され、
自分も小説、書きたくなっちゃいました!!

赤松中学先生、次作、期待大っす。



はてな年間100冊読書クラブ(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)

アストロノト! (MF文庫J)

アストロノト! (MF文庫J)