趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

凄い筆の力だ!

チーム・バチスタの栄光 上」(19/122)
チーム・バチスタの栄光 下」(20/122)


前々から気になっていた本作品。
祝!文庫化。即、読み。
で、正直、タイトルだけみて、勝手にサッカーの話だと思ってました。。。かたじけない。



で、凄い、一流の医学ミステリー。
いや、病院ミステリー?医者ミステリー??
ってか、圧倒的にひきこまれるミステリー小説です。
解説の茶木則雄さんの言う通りです。
背景、設定、登場人物、そしてストーリー。
ワンダフル!

そしてそして、それらを巧みに支える、
細密でありながら過剰でない医学的描写が素晴らしい。
まるで手術室にいるみたい。
病院で働いている気分にさせてくれます。


更に更に、主人公二人。田口と白鳥。
パッシブ、アクティブ。
そりゃないだろ!と思わず突っ込みたくなりつつも、頼もしい。
読んでいて、ドキドキします。


作家の海堂尊は現役のお医者さんだそうです。
すごいお医者さんですね。
感動的でさえあります。


未読ならば、読んでください。
絶対、損は無いと思いますが。



はてな年間100冊読書クラブ(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)